「増毛のキャビア」を三國清三シェフがオススメしているという記事を見て、増毛を「ぞうもう」と読んで、「ぞうもうのキャビア」ってなにかしら? と思ってしまいました(笑)。
そこで、「増毛のキャビア」とググってみたら、なんとカジカの子の醤油漬けだとわかりました。
また、「三國清三シェフ 増毛のキャビア」でも検索。なんと三國清三シェフ、2014年、2015年、2020年とTVで「増毛のキャビア」をお取り寄せ、あるいはふるさと自慢していました。
カジカの子醤油漬け「増毛のキャビア」
北海道でカジカといえば、ケムシカジカ(写真上)とトゲカジカです。グロテスクというか、愛嬌があるというか……。でも、こういう魚は刺身にしても美味しいです。たとえば、オコゼも同じですね。
留萌の増毛町では、このカジカの子を好んで食べます。冬にカジカがとれると醤油とみりんがベースの特製のタレに漬け込みます。それを、あついご飯にかけて食べるのが最高だそうです。また、カジカ鍋にもします。
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「増毛のキャビアと呼んでいるんですよ。プチプチと口で弾ける食感と、濃厚な旨みはキャビア以上だと思っています」
出身地の増毛は、日本海に面する漁師町。厳冬期には、体の半分まで卵が詰まったカジカが豊富に獲れる。すぐに腹を割いて取り出した卵をタレに漬け込むカジカの子醤油漬けは、どこの家庭でも作られる郷土料理。
三國さんにとっても、母親に作ってもらった思い出の味だそうです。
「酒の肴にぴったり。同郷の辛口の日本酒を添えて贈るのが、僕流必殺手土産です。酒好きに喜ばれます」
三國清三シェフ。略歴
1954年、北海道増毛郡に生まれる。
1970年、札幌グランドホテル、1971年には帝国ホテルで修行
1973年、スイス日本大使館ジュネーブ軍縮会議日本政府代表部料理長に就任
1985年、四ツ谷に『オテル・ドゥ・ミクニ』を開店した。以来、日本の仏料理界を牽引してきました。
2013年、フランソワ・ラブレー大学より名誉博士号を授与される
2015年、日本人料理人で初めて仏レジオン・ドヌール勲章シュヴァリエを受章
2022年、12月28日に『オテル・ドゥ・ミクニ』閉店
北海道の増毛ってどこ?
増毛町(ましけちょう)は、北海道の北西部にある留萌振興局管内南部にある町です。雄冬岬(おふみみさき)と暑寒別天売焼尻国定公園(しょかんべつてうりやぎしりこくていこうえん)の一部である暑寒別岳(しょかんべつだけ)があります。
歴史は古く、町内には北海道遺産に選定されたレトロな建物が立ち並んでいます。ボタンエビの漁獲高は日本一。アマエビやタコなどの水揚げも多い。
まとめ
「増毛(ぞうもう)のキャビア」から、「増毛(ましけ)のキャビア」を調べてみました。
増毛のキャビアは、カジカの子醤油漬けとわかりました。
北海道増毛町は、今は閉店した『オテル・ドゥ・ミクニ』のオーナーシェフ三國清三シェフの故郷でもあります。
ですから、三國シェフがTVで故郷のあまり知られていないカジカの子醤油漬け「増毛のキャビア」を、お取り寄せ・ふるさと自慢していたのだとわかりました。
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暑いご飯にかけても、酒のおつまみにしても最適です。