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まちじゅうエヴァンゲリオン「ロンギヌスの槍」

まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾が2023年10月6日〜2024年1月8日、山口県宇部市においてが開催されます。

宇部市は、人気アニメ『エヴァンゲリオン』の原作・総監督である庵野秀明氏の出身地です。

まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾では、全長7メートル超の日本最大のロンギヌスの槍に注目が集まっています。

そんなロンギヌスの槍とは、アニメ『エヴァンゲリオン』ではなんなのか。また、そもそもロンギヌスの槍」とはなんなのか? 調べてみました。

まちじゅうエヴァンゲリオンのロンギヌスの槍

UBEグループ株式会社 宇部スチールみなさん、誇らしいお顔をしています。

2023年10月6日(金)から、全長7メートル超の日本最大「ロンギヌスの槍」が宇部市のときわ公園 UBEビエンナーレ彫刻の丘に展示されました。

この「ロンギヌスの槍」は高度な鋳造技術を持つUBEグループ株式会社 宇部スチールが企画、鋳造し、エヴァンゲリオンの作中で重要な役割をもつ「ロンギヌスの槍」を全長7m超のサイズで製造し、宇部市に寄贈したものです。

UBEグループ株式会社 宇部スチール

『エヴァンゲリオン』とロンギヌスの槍

使徒とは、人類と対立する存在で、特務機関NERVの本部がある神奈川県第3新東京市に襲来する生命体です。使徒は人類との戦闘時にATフィールド(Absolute Terror Field、絶対不可侵領域)と呼ばれるバリアを使って攻撃を防ぎます。

『エヴァンゲリオン』に登場するロンギヌスの槍は、ATフィールドを無効にし、使徒を貫通して破壊できる強力な武器です。

物語が進むにつれて、ロンギヌスの槍が重要な役割を果たします。この槍はエヴァンゲリオンの世界では「絶望」の象徴とされ、その性能は非常に強力です。

ロンギヌスの槍とイエス・キリストの死

ゴルゴタの丘で、イエスの死を確認するために一人の兵卒が槍を刺しました。この槍はイエスの血に触れたとされ、キリスト教の聖遺物の一つになりました。

「ひとりの兵卒がやりでそのわきを突きさすと、すぐ血と水とが流れ出た」

と、新約聖書の『ヨハネによる福音書』だけに出てきます。しかし、「ロンギヌス(ラテン語:Longinus)」という名は出てきません。

この名ロンギヌスは、外典である『ピラト行伝(ニコモデ福音書)』(4世紀に付随する形で現れた文書)に記載が見られます(微妙に違いますが)。以後、この槍は「ロンギヌスの槍」として伝えられるようになったようです。

ロンギノスという名の兵がイエスの脇腹を槍で突きさした。それから、我々の敬愛する父アリマタヤのヨセフがその屍を乞い受けた」(16章第7節)
→http://www.fugenji.org/~thomas/diary/index.php?no=r206

聖槍〈聖槍〉ホーフブルク宮殿

まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾

まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾

まちじゅうエヴァンゲリオン第1弾〜第3弾の開催期間は以下の通りです。過去2回にはどんなことが開催されたのか興味がある人のために、URLを載せておきます。

また、ちじゅうエヴァンゲリオン第3弾は、リンクしておきました。

  1. 2021.12.24〜2022.5.8 まちじゅうエヴァンゲリオン第1弾
    →https://www.eva-info.jp/15706
  2. 2022.7.8〜2022.9.4 まちじゅうエヴァンゲリオン第2弾
    →https://www.eva-info.jp/16987
  3. 2023.10.6〜2024.1.8 まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾

まとめ

まちじゅうエヴァンゲリオン第3弾で注目を集めている宇部市のときわ公園 UBEビエンナーレ彫刻の丘に展示された全長7メートル超の「ロンギヌスの槍」について、調べてみました。

アニメ『エヴァンゲリオン』では、ロンギヌスの槍は敵である使徒の強力なバリアでも破れる趙強力な武器のようです。

そもそもロンギヌスの槍は、ゴルゴダの丘で磔刑にあったイエス・キリストの死を確かめるため一兵卒が脇腹に刺した槍でした。しかし、この話が出てくる唯一の新約聖書『ヨハネによる福音書』には、「ロンギヌス」という名はありません。

「ロンギヌス」という名は、『ピラト行伝(ニコモデ福音書)』に出てきた「ロンギノスという名の兵がイエスの脇腹を槍で突きさした。」という記述に由来していました。

参考になれば、幸いです。