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鹿児島市おはら祭2023写真©️かごしま市観光ナビ

鹿児島市「おはら祭」は毎年秋に開催され、賑わいます。2万人を超える踊り手による南九州最大の祭りで、鹿児島の秋を彩ります。

おはら祭 開催日 11月2日(木)~11月3日(金・祝)
開催時間 11月2日(木) 18:50~20:30
11月3日(金・祝) 10:20~15:25
開催場所 高見馬場交差点~いづろ~桟橋通り

おはら祭とは?

おはら祭は、毎年11月2日・3日に天文館周辺で行われる南九州最大の祭りです。

昭和24年(1949)から始まり、鹿児島を代表する民謡「おはら節」や「鹿児島ハンヤ節」「渋谷音頭」にあわせて練り踊る「総踊り」を中心に、様々な催しが行われます。

  • おはら節
    鹿児島県の民謡。おはら祭や東京都渋谷区で行われる渋谷・鹿児島おはら祭などでは、この鹿児島おはら節の旋律にのせて踊り手が踊りを披露します。また、YouTubeなどで振付練習動画が公開されています。
  • 鹿児島ハンヤ節
    これも鹿児島県の民謡。奄美六調がそのルーツと考えられています。また、「ハンヤ」は、ハンエイ (繁栄)を語源にしているとも言われています。
  • 渋谷音頭
    昭和53年11月1日に制定された渋谷区の歌。この歌は、渋谷に住み、暮らしている人々の心のやすらぎとなり、希望に満ち、明るく健康的で、だれもがどこでも楽しく歌えるように作られました。

それぞれの歌詞や動画はインターネット上で見つけることができます

おはら祭の見どころ5選

  • 総踊り
    色とりどりの衣装をまとった総踊りは圧巻です。
  • おごじょ太鼓競演
    勇ましく美しい薩摩おごじょ(鹿児島方言で「女性」を指す)の太鼓と笛の演奏も必見です。
  • マーチング
    お祭りの一部として行われるパレードの一種で、音楽に合わせて行進しながら演奏を行うマーチングバンドや、華麗な演技を披露するバトントワリングなどが含まれます。
    これらのパフォーマンスは視覚的にも楽しみながら、音楽と動きが一体となった総合芸術を楽しむことができます。
  • ダンスタイム「オハラ21」
    ダンスタイム「オハラ21」も見逃せません。
  • 東京ディズニーリゾート®40周年スペシャルパレード
    東京ディズニーリゾートの40周年を祝して、特別なパレードが予定されています。ミッキーマウスや他のディズニーキャラクターが40周年を祝うテーマで華やかなパレードに参加し、40年間の感謝の気持ちを共有し、みなさんに笑顔を提供します。
    ・日程 11月3日(金・祝)
    ・時間 12:30頃スタート予定
    ・場所 朝日通り交差点付近~二官橋通り交差点付近(予定)

「おはら祭」の歴史や由来は?

おはら祭りの歴史は、戦後4年経った昭和24年(1949)に鹿児島市制60周年を記念するお祭りとして開催されたのが始まりです。当初は人々が踊り歩くだけでなく、自動車仮装パレードも行われていたそうです。

昭和36年(1961)、徳島の阿波踊りを手本にして“踊り連”方式を採用してから、おはら祭は飛躍的に発展。この“踊り連”方式によって、町内会や職場グループからの参加が急増し、祭の性格も、当初の商工振興から市民レクリエーションへと様変わりしました。

その後、昭和38年(1963)には踊りの曲目にハンヤ節が加わり、明治百年の43年には西郷どん行列が登場。そして、昭和44年(1969)からは、開催日も11月3日・文化の日に確定しました。

また、おはら祭は現在では鹿児島だけでなく、東京都渋谷区でも毎年開催されています。これは鹿児島と渋谷が古くから深いつながりを持っていることに由来します。

渋谷一体を所領していた相模国の豪族渋谷氏が薩摩に移住し、その後700年後に「東郷平八郎」が誕生したことなどがその証拠です。このように、おはら祭は地域の歴史や文化を反映した素晴らしい祭りです。

まとめ

「おはら祭」は、南九州最大級の祭りであり、その規模と賑わいから鹿児島の秋を代表する行事となっています。

総踊りやおごじょ太鼓競演など、見どころも多く、訪れる人々を楽しませてくれます。

秋の1日を昼思いっきり楽しんでください。