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弥五郎どん祭り

弥五郎どん祭りは2023年11月3日に鹿児島県曽於市(そおし)大隅町岩川で開催されます。

この祭りは南九州の秋祭りとして栄え、歴史的背景や神話的な要素がいっぱいです。岩川八幡神社のご由緒やご祭神も調べてみました。

また、鹿児島県曽於市の周辺観光地も5つ紹介します。宮崎の魅力を存分に楽しんでください。

弥五郎どん祭りとは

毎年11月3日に開催される岩川八幡神社の弥五郎どん祭りは、南九州の八幡系神社の秋祭りの伝統的な一部です。

この祭りは、隼人の抗戦を朝廷軍が鎮圧した養老4年(720)に端を発し、多くの隼人戦士の犠牲を悼み慰霊するために放生会が行われたことから始まりました。また、収穫豊かな秋の訪れを祝う豊祭としての側面も備えています。

弥五郎どんは岩川八幡神社の象徴であり、神幸の先駆けとしての役割を果たします。

彼は非常に巨大な人形で、一丈六尺(4.85メートル)の竹籠ででき、25反もの梅染の着物を身にまとい、一丈四尺(4.24メートル)の大刀と九尺四寸の小刀を腰に差し、一丈三尺(3.81メートル)ほどの鉾(または笏とも言われる)を手に持っています。その風貌は非常に荘厳で威厳あるものです。

弥五郎どんの正体については複数の説があり、はっきりとは分かっていません。一般的には、彼は朝廷に抵抗した隼人族の首領とも、朝廷に仕えた竹内宿禰とも関連づけられています。

この祭りは岩川八幡神社だけでなく、都城市山之口町富吉にある的野八幡宮や、日南市飫肥の田ノ上八幡神社などでも行われており、地域の重要な文化遺産とされています。

さらに、平成31年3月28日に、「岩川の弥五郎どん」が無形の民俗文化財として認定され、記録作成などの措置が講じられることとなりました。

岩川八幡神社のご由緒とご祭神

岩川八幡神社は、鹿児島県曽於市大隅町岩川にある神社で、以下はそのご由緒とご祭神です。

岩川八幡神社ご由緒

鹿児島県大隅町岩川に鎮座する「岩川八幡神社」は、通称「岩川八幡」とも呼ばれ、後一条天皇の時代である万寿2年(1025)に、山城国の石清水八幡宮から岩崎氏と黒岩氏によって創建されました。神社は戦火や略奪に見舞われたが、天文四年に肝付氏によって再興されました。

明治6年(1873)、明治維新に伴い、岩川は末吉郷から独立し、郷社となりました。明治43年には、伊勢神社、藤原神社、笠祇神社、宇佐神社と合祀されました。

「弥五郎どん」については複数の説があり、隼人族の首領である熊襲の末裔とも、朝廷の大臣である武内宿禰とも言われています。

岩川八幡神社のご祭神

岩川八幡神社のご祭神は、主に以下の神様が祀られています。

【主祭神】応神天皇(オウジンテンノウ)
【相殿神】仲哀天皇(チュウアイテンノウ)、 神功皇后(ジングウコウゴウ)など

鹿児島県曽於市の周辺の観光地5つ

鹿児島県曽於市周辺には美しい自然や歴史的なスポットがたくさんあります。以下は、その中から5つの観光地です。これらの観光スポットは、曽於市周辺で自然や歴史を楽しむための素晴らしい場所です。

  1. 指宿温泉
    鹿児島の南部に位置し、美しい海岸線と温泉地で知られています。指宿温泉でリラックスし、海岸沿いの美しい景色を楽しんでください。
  2. 桜島
    鹿児島湾に浮かぶ活火山で、日本でも有名な観光スポットの一つです。桜島は登山やハイキングができ、島の頂上からの景色は素晴らしいです。
  3. 肝付町歴史民俗資料館
    曽於市にあるこの博物館は、地域の歴史や文化について学びたい方におすすめです。展示物や資料が多く、地域の過去を理解するのに役立ちます。
  4. 加久藤内海岸
    自然の美しさを楽しむなら、加久藤内海岸が最適です。美しい砂浜と青い海が広がり、散歩や波打ち際でのくつろぎが楽しめます。
  5. 曽於城跡
    曽於市にあるこの城跡は、歴史的な遺産で、城郭の跡地を訪れることができます。城跡からは周囲の風景を楽しむことができます。

まとめ

「弥五郎どん祭り」は岩川八幡神社の伝統行事であり、地域の歴史と文化を体験する絶好の機会です。

また、岩川町周辺に広がる観光地は、美しい自然景観や歴史的名所で溢れており、訪れる価値があります。

鹿児島県曽於市大隅町岩川での滞在は、日本の歴史と自然を探求し、楽しむ絶好の機会です。